【埼玉】心療内科訪問看護・正社員の応募前に知っておきたい訪問の事前準備

埼玉の心療内科訪問看護職に応募するなら訪問に関する準備項目を知ろう

在宅生活の管理や在宅療養の支援を行う訪問看護。1件あたりの訪問時間は1時間前後が一般的です。この1時間前後という限られた時間の中で、アセスメントをはじめ、医療処置や医療機器の管理・指導、療養の指導、リハビリ、コミュニケーションなど、利用者とその家族に対して行うべき業務をこなさなければなりません。

時間を有効かつ計画的に進めていかないと、予定時間をオーバーしてしまうことも…。そこでこちらでは、訪問看護を行う際の事前準備と当日の服装・持ち物についてご紹介いたします。

正社員の応募前に知っておきたい！訪問看護の事前準備

訪問看護をスムーズに進めていくためには、身だしなみも含め、前もって準備しておくべき項目が多数あります。

利用者の情報を確認する

訪問看護に行く際の事前準備の一つは、医師からの提示書やカルテ、これまでの訪問記録から利用者の情報を確認することです。疾患や障害の症状、病名・治療状況など、利用者の基礎情報のほか、利用者の家族構成や家庭環境、訪問時の注意点などを確認します。

前担当者からの引き継ぎを行う

書面のデータだけでは、細かい情報や注意点まで把握できない場合があります。前担当者から口頭で引き継ぎをしてもらうと、より詳しい情報を得ることができます。特に寝たきりで一人暮らしの高齢者の場合は、訪問時の注意点や看護の進め方などをあらかじめ前担当者に確認しておくと、利用者とのコミュニケーションも取りやすくケアもしやすいでしょう。

訪問時の手順をシミュレーションする

利用者宅での作業の流れを事前にまとめておきましょう。頭の中でシミュレーションするだけでなく、カルテなどにある程度の手順と時間配分を決めておくとスムーズです。想定外の緊急時にも慌てずに済むよう、事前に何パターンかの対処法も考えておくとよいでしょう。

必要な持ち物を準備する

筆記用具のほか、各利用者の症状や障害の種類・程度などに合わせて必要な医療機器を準備しましょう。持ち物については下記にて詳しくご紹介しますので、訪問時の参考にしてください。

正社員の応募前に知っておきたい！訪問看護を行う際の服装・持ち物

訪問看護を行うにあたって清潔感のある服装・髪型は看護師の基本です。利用者宅へ訪問する際、制服として白衣を支給しているところもありますが、基本的にはナース服は着用しません。ナース服は病院や医療のイメージがあり、在宅療養している利用者や家族に緊張感を与えてしまう可能性があるためです。制服・私服を問わず、トップスはポロシャツやスクラブ、ボトムスはチノパンやスラックスなどが定番です。上下ともに動きやすい素材やデザインのものを選ぶとよいでしょう。

看護師の髪型は、顔にかかる場合はピンで留める、長い場合は結ぶ、まとめてアップにするなど、服装と同様に清潔感のあるスタイルが基本です。お化粧もあまり派手にせず、ナチュラルメイクのほうが好印象を与えやすくなるでしょう。また、作業がしやすいように爪は短く整えてください。

訪問看護に行く際の主な持ち物は以下のとおりです。

• 過去の訪問記録が記載された書類
• 医療機器（聴診器、体温計、血圧計、採血セット、パルスオキシメーターなど）
• 医療用具（ハサミ、ガーゼ、包帯・駆血帯、消毒液・アルコール綿、点滴セット、医療用テープ、ビニール手袋など）
• 筆記用具
• 名刺
• スリッパ
• 携帯用消毒液やマスクなどの感染対策グッズ
• その他（セロテープ、ホッチキス、マジックペン、メジャー、爪切り、ゴミ袋など）

各利用者の疾患や病状、障害の種類・程度、訪問先の環境などに合わせて必要な医療機器や用具を準備しましょう。

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